2015年07月21日 17:13

日本気象協会が運営する天気予報専門サイト「tenki.jp」では、7月21日より、同サイト内の「tenki.jpラボ」において「2015年日本のジメ暑傾向」を公開する。

日本気象協会では、気温と湿度を用いた「ジメ暑指数」を新たに定義。単純な気温による暑さだけではなく、湿度の高い状態が続くことでもたらされる、日本特有の「過ごしづらい暑さ」を表すための新たな指標とする。

このジメ暑指数が85以上になると、ほとんどの人が暑くてたまらず、ジメジメとした不快さを感じると考えられることから「ジメ暑指数が85以上の日=ジメ暑日」と命名した。

「ジメ暑指数」を用いて、2014年7月28日~8月1日の世界の気候を分析したところ、エジプトのカイロやインドネシアのジャカルタを押さえて、東京がジメ暑指数のトップを記録。7月末の東京は、世界的にみてもかなり厳しい環境といえる。