2015年07月21日 13:42

学研パブリッシングから、書籍「晴れてよし、降ってよし、いまを生きる」が発売された。本書の出版のきっかけとなったのは、門前に掲げられた標語。通りがかりの人が写真に撮って、それをツイッタ―でつぶやいたところ、「深い!」と共感を呼び、2万5千件以上もリツイートされた。それをきっかけに、新聞・テレビでも取り上げられ、佛光寺は「標語のお寺」として知られることに。

本書は、これまで掲示してきた標語から66篇を厳選し、京都の日常・風景の写真とともに紹介。掲載された標語は「ひと月待てた/手紙の返事/メールになって/一週間/LINEになって/一時間?/待てなくなってる/せわしないね」など。

お寺の標語でありながら、宗教色や難解さは排除され、どんな人の心にもスッと届く八行標語。何かとストレスの多い現代社会の中で、いまの自分に必要な気づきが得られる一冊。1,400円(税込)。