2015年07月08日 08:58

「楽天トラベル」では、近年の訪日外国人の旅行・観光動向をもとに、個人の訪日外国人旅行者の増加がもたらす新たなインバウンドトレンドを紹介している。

2014年の都道府県別外国人延べ宿泊者数シェアによると、上位は東京から大阪を結ぶ「ゴールデンルート」エリアへ偏っている。これを受けて国は、「ゴールデンルート」以外の地域への観光需要創出を目指し、「広域観光周遊ルート形成計画」を認定した。

個人の訪日外国人旅行者はリピーターが多いため、定番スポットをはずしたエリアや泊まったことのない宿を探す傾向があるという。楽天トラベル外国語サイトでの「外国人に人気の温泉地ランキング」では、日本の象徴「Mt.FUJI」の麓に位置する「河口湖温泉」が1位にランクインした一方で、2位には大分県の「由布院温泉」、3位には岐阜県の「飛騨高山温泉」が続き、ゴールデンルート以外の温泉地への人気が見られる。