2015年07月03日 15:49

イオングループ3社は「三笠メロン(I.Kメロン)」のブランド化を図るため「北海道三笠メロン食の匠協議会」を設立する。

「三笠メロン」は夕張メロンや富良野メロンの同系統となる品種でもあり、ジューシーな果肉、とろけるような食感、そして栽培中のハウス内がメロンの香りで満たされるほどの香りを持つ逸品。しかし栽培に手間がかかるほか、賞味期限が一般的なメロンより短く品質管理も難しいことから、栽培農家は減少、栽培技術の継承が喫緊の課題となっている。

本協議会の設立により、イオンの連結子会社は「三笠メロン」の生産を行い栽培技術の継承の一助を担う。現在、栽培技術のマニュアル化を進めており、将来的には「三笠メロン」栽培を志す担い手にもマニュアルを提供する。またイオンストアーズ香港が運営する「イオンコーンヒル店」で「北海道フェア」の中心商品として「三笠メロン」を展開するなど、海外への情報発信も積極的に行なう。