2015年06月24日 05:52

カスペルスキーは、静岡大学と共同で開発した「ジュニアスマホ検定」を、Webを通じて無償で提供する。

「ジュニアスマホ検定」は、小学校4年生から中学校3年生の子どもとその保護者を対象にした検定サービス。スマートフォンなどでのインターネットの利用状況やモラル、セキュリティ、法などに関する質問を検定形式で実施する。

子どもは受検を通じてインターネット利用時の基礎知識を学ぶことができ、一方、保護者も受検することで、子どもとの基礎知識のギャップを把握できる。検定結果をもとに子どもと保護者が話し合い、スマートフォンの利用ルールを決めることにも役立つ。

昨今、小中学生によるインターネット利用の日常化に伴い、ネット依存やネットいじめ、犯罪トラブルも増加。ネット端末を子どもに与えるタイミングやルールづくりなど、家庭での情報モラルの教育やセキュリティ対策への意識を高める取り組みが重要になっている。