2015年06月18日 10:02

QLifeは、過去1年間に医療機関で主要な20疾患のいずれかと診断ないし治療を受けた患者2万人を対象に、大規模なアドヒアランス(服薬遵守状況)実態調査を実施。疾患別の詳細な調査結果を医療者専門サイト「QLifePro」の「研究報告」コーナーで公開した。
第一弾として公開したのは「睡眠障害」「うつ」。
うつや睡眠障害の治療薬以外の薬も含めて、一度に服用していた薬の数を聞いたところ、「6剤以上」と回答した患者はうつで19.6%、睡眠障害で20.4%。20疾患全体の平均(11.8%)の2倍近い結果となった。
うつや睡眠障害の治療において、他に治療効果がある薬を知っているかの質問には、うつ患者の26.8%、睡眠障害患者の29.6%が「服用方法や効果、副作用など、薬の特徴も含め知っている」と回答。20疾患平均(15.9%)を大きく上回った。