2015年06月16日 16:24

インターナショナルSOSは、来たるラマダンの神聖月期間中のイスラム諸国への渡航者に向け、注意事項を紹介した(断食期間:6月18日~7月17日)。

それによると、まず、人前では飲食や喫煙をしないこと。国によって作法が違うので、渡航を円滑にするために、出発前に現地の法律や習慣を確認することが推奨されている。

またラマダンの神聖月はイスラム教徒にとって、敬虔、質素、節制の時期なので、渡航者もラマダンに従う人に配慮して、肌の露出の多い服装は避ける必要がある。

さらに、ラマダン中は多くの国で労働時間が短縮されるため、渡航者は短い業務時間を理解し、それに対応する必要がある。イスラム教徒との商談は、相手が疲れておらず集中できる午前中に予定するのが最適。

さらに人前での愛情表現、大きな音で音楽を聴くこと、ガムを噛むこと、レストランでアルコールや豚肉を注文することなどを避けるようにすすめられている。