2015年06月12日 07:40

6月12日は国際労働機関(ILO)が定めた「児童労働反対世界デー」。
児童労働とは、義務教育を妨げる労働や法律で禁止されている18歳未満による危険で有害な労働を指す。世界では1億6800万人が、児童労働で苦しんでいる。これは、世界の子どもの9人にひとりにあたる数だ。
国境なき子どもたち(KnK)は、「児童労働」をこの世界からなくすために、さまざまなアプローチを行っている。KnKはこのような活動を団体設立以来17年間続けてきた。
この10年で「児童労働」の犠牲となる子どもの人数は、2億4600万人から1億6800万人まで減っている。
一方で、現在もなお日本の総人口をはるかに超える数の子どもたちが、子どもとしての時間を奪われ、危険で違法な状況下で不当に働かされている。