2015年06月09日 08:32

日本気象協会の環境・エネルギー事業部は、太陽エネルギー事業において提供中の「太陽光発電量の経年変動解析サービス」を拡充し、最新データを用いたサービスを開始した。
再生可能エネルギーの固定価格買取制度の見直しに伴い、太陽光発電システムの導入前に、どの程度の発電量が期待できるのかを把握する必要性が高まっている。特にメガソーラー建設の事業採算性や事業実施リスクなどを評価するにあたっては、毎年平均的に期待される発電量だけでなく、年によってどの程度発電量が変動するかを把握することが非常に重要。
当協会では2013年4月から「太陽光発電量の経年変動解析サービス」を提供してきたが、今回新たに2011年から2014年までの4年分の解析データを追加。本サービスにより、日射量と発電量の30年間平均値、最大値・最小値など、リスク評価に不可欠な各種統計情報を把握することができる。