2015年06月05日 01:08

Webサイト「節目写真館」にて、写真のスキャンサービスを提供しているフォトバンクは、日本国内のプリント写真をベトナムへ輸出し、現地工場にてスキャンを行うサービスモデルを立ち上げた。このようなモデルを立ち上げたのはフォトバンクが日本初。

東日本大震災により数多くの写真が失われてから、写真のデータ化は注目を集めている。またデータにすることで気軽に写真の相続が出来るため、シニア層のニーズも増加。

さらにクラウドサービスの低価格化に伴い、最近の写真はもちろん、古い紙の写真も一緒に保存・管理したいと、若年層でも写真をデータ化する人が増えているという。

ホーチミン市内に設立されたベトナムスキャンセンターは、ベトナム政府、税関と協議の上、センターまでの安全な輸送フローを確立。また温度・湿度管理が可能なコンテナを採用し、写真が劣化しないような設計となっている。