2015年05月26日 14:45

カリフォルニア くるみ協会は、2015年5月16日と17日にパシフィコ横浜で開催された第12回アジア栄養学会議(ACN2015)で、くるみに関する最新の研究成果を紹介するシンポジウムとランチョンセミナーを開催した。

ナッツ類の中でオメガ3脂肪酸がもっとも多く含まれるくるみは、コレステロール値や中性脂肪値を下げ、動脈硬化を防ぐ効果がある。

そのため、心臓病、脳卒中、糖尿病、肥満、高血圧、がんなど、いわゆる生活習慣病の予防効果を発揮することが知られている。それらの研究を受け、米国食品医薬品局(FDA)は、2004年にくるみをホールフード(加工・精製の度合が低い、丸ごと食べられる食品)として承認。

さらに、くるみ15グラムを含むナッツ類30グラムを加えた地中海食を摂取した人は、記憶力に有意な改善を示した。

カリフォルニア くるみ協会のサイトには、くるみレシピのアイデアをはじめ、くるみの健康効果が掲載されている。