2015年05月21日 16:10

日本気象協会と防災科学技術研究所は、「10分先の大雨情報」の有用性を検討するための社会実験を6月1日~10月31日まで共同で行う。「10分先の大雨情報」は、激しい雨が降る最大10分前に利用者へ電子メールにて大雨情報を伝達する仕組みだ。

本社会実験は、内閣府が創設したプログラム「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」の課題のひとつである「レジリエントな防災・減災機能の強化」達成の一環として実施される。この社会実験の有用性確認のため、期間限定モニターを1,000名募集する。

近年、全国各地において豪雨に伴う人的、物的な被害が発生している。今回の社会実験を通じ大雨情報の有用性を確認し、屋外で活動中の人の避難等に活用されることを想定している。