2015年05月14日 09:11

東京急行電鉄は、2015年度の鉄軌道事業設備投資計画を発表した。
ホームドア設置や駅機能の向上など、総額482億円の設備投資を行う。
内訳は、安全・安定輸送を支える安全対策に237億円、快適で便利に利用できる駅づくりを目指すサービス拡充に245億円。
従来のホームドア設置計画を大幅に前倒しし、2020年を目標に東横線・田園都市線・大井町線全64駅にホームドアを設置。
今年度は、東横線菊名駅、大井町線溝の口駅など10駅で工事に着手し、輸送障害の8割を占める列車との接触事故を防止するなど、日々安定した運行が可能な路線の実現に努めるとしている。
踏切の安全対策としては、緑が丘~自由が丘駅間など15カ所に3D式障害物検知装置を設置し、踏切内の検知機能を更に向上させる。