2015年05月12日 14:16

総合不動産サービス大手のJLLグループは、世界主要都市のオフィス賃料の動向を示す独自の分析ツール「プロパティ クロック(不動産時計)2015年第1四半期」を発表した。

「プロパティ クロック」とは、世界の主要都市の賃料動向を時計に見立てて「見える化」したJLL独自の市場分析ツールで、四半期ごとに発表されている。

賃料は概ね、1.賃料下落の加速、2.賃料下落の減速(→底入れ)、3.賃料上昇の加速、4.賃料上昇の減速(→頭打ち)、というサイクルで変動する。

それを前提に、現在の賃料がそのサイクルのどこに位置するかを表示することで、世界主要都市の賃料サイクルを示す。

東京のAグレードオフィス(都市の中心業務地区にあり、面積・建物高さ等一定の水準を満たすグレードの高いオフィスビル)各賃料は、12四半期連続で「上昇加速」のフェーズを維持。今後も底堅く上昇していく見通し。