2015年05月11日 17:48

大関は、多種多様な日本酒の味わいを視覚的に分かりやすく伝えることのできる「日本酒味わいマッピング」を開発した。

従来からある日本酒の成分分析と官能評価に加えて、味を客観的に測定する装置「味覚センサー」を用いた分析値を大関独自の手法で解析。日本酒の味わいを3つの軸と5つのエリアで表現する。

味わいマップは、消費者に分かりやすい「甘口・辛口」の軸と、味わいの細かな特徴を表現する「先味・後味」、「淡・醇」という軸で5つのエリアに分解される。

このマップにより、これまで消費者に伝わりづらかった日本酒の味わいを、視覚的に分かりやすく表現することができ、消費者の多様なニーズにマッチした日本酒選びが可能になる。今後は商品、ウェブサイト、カタログへの記載だけでなく、飲食店向けの品揃え提案、メニュー提案につなげていく。

夏以降に各種学会発表も予定している。