2015年04月24日 14:22

日本で唯一独立して象糞紙作りを行っている作家「象のUNKO★elephant paper」主催の、象糞紙を用いたアート展が、宇都宮南図書館で開催される。

「象の UNKO★elephant paper」として活動をしているのは、11 年半宇都宮動物園の職員として働き、そのうち7年間、園内で象糞紙制作を行ってきた中村亜矢子。UNKOと言うインパクトのある武器で、環境について興味をもつ入口になればと活動している。

アート展では複数のアーティストの象糞紙を使った作品や、「NGOアフリカゾウの涙」の協力のもと、絶滅の危機にある象の現状についても展示。

今、象牙目的の密猟が主な理由でアフリカゾウが15分に1頭のペースで殺されており、日本は象牙の消費国でもある。アートの力で象の現状を伝え、楽しみながら象の現況を知ってもらいたいという。

作品や商品の販売売上の一部は「NGOアフリカゾウの涙」に寄付される。開催期間は4月24日(金)~5月30日(土)。