2015年03月27日 17:04

エムティーアイが企画・開発した「電子母子手帳」サービスは、4月1日(水)より、千葉県柏市に試験導入され、同市の妊産婦・子育て中の母親およびその家族へ向けて提供される。

柏市をはじめとする、公民学連携コンソーシアムが取り組む「柏の葉スマートシティ」プロジェクトは、総務省が進める「平成25年度ICT街づくり推進事業」の一つとして採択された。

「電子母子手帳」サービスも、子育て世代への健康支援サービスとして、昨年行われた本プロジェクトの実証事業に参加した結果、地域ぐるみで子育て世代を支援し、紙の母子手帳を補完する利便性の高い新たなコミュニケーションツールとして評価され、2016年の正式導入に先駆けて、試験導入されることになった。

妊産婦と子どもの健康データの記録・管理や、出産・育児に関するアドバイスなどを提供するほか、市が実施する「乳幼児健診」や「母親学級」のお知らせなど、自治体と母子をつなぐ役割も担う。