2015年03月24日 09:52

国境なき医師団(MSF)日本は、2015年3月21、22両日に開催した総会で、加藤寛幸(かとう・ひろゆき)医師を新会長に選任。同医師は3月22日付で会長に就任した。

加藤会長は、小児救急、熱帯感染症の専門家。2003年にMSFの医療・人道援助活動に参加し、2012年にはMSF日本の副会長に就任、黒崎伸子前会長とともにMSF日本の活動を牽引してきた。国内外での医師としての豊富な経験と実績を有し、MSF日本の医療・人道援助団体としてのさらなる発展、並びにMSFの緊急医療援助活動対するMSF日本からの貢献度向上に取り組んでいく。

MSF日本は、非営利で国際的な民間の医療・人道援助団体。世界28ヵ国に事務局をもち、そのうちの1つであるMSF日本は、日本を拠点として医療援助活動への参加者の募集、現地の医療ニーズを伝える広報活動、現地医療プログラムへの資金援助を行う。