2015年03月20日 10:27

ヒューマンタッチは、最新の人材市場に関する「ヒューマンタッチ総研~Monthly Report 2015年3月」を発表した。

建設業界のトピックスとしては、リフォーム業界で人材需要が高まることが確認された。リフォーム業界の市場規模は2016年には8兆5,586億円(対2012年比109.9%)に伸びると予測され、幅広い技術人材への需要が高まると考えられている。

次に、建設業界の最新雇用関連データとしては、建設業の2015年1月の就業者数は489万人(前年同月比99.6%)、雇用者数は400万人(同100.3%)。それに対し新規求人数は64,720人(前年同月比96.1%)と、6カ月連続で前年割れ。

専門職では、建築・土木・測量技術者の2015年1月の有効求人倍率は4.18倍(対前年同月-0.05ポイント)となりマイナスに転じたが、他の職種と比べると依然として人手不足が続く。

建設・採掘は有効求人倍率は3.07倍(対前年同月比+0.02ポイント)と上昇傾向が続いており、こちらもやはり人手不足の状況がうかがえる。