2015年03月13日 10:20

渡辺電機工業は、太陽光発電所の発電量や故障状態の監視に最適な「ローコスト太陽光発電監視システム」を開発。中小規模の太陽光発電所を主なターゲットとして業界最低水準の価格で提供を開始する。

これまで中小規模の太陽光発電所では常駐の管理者がおらず、遠隔地からの発電量等の状態監視や故障の早期発見へのニーズが高まっていた。いっぽうメガソーラー級に設置される遠隔監視システムは高額で中小規模の発電所にはマッチしない。

本システムは、太陽光発電所のパワーコンディショナー単位の発電量の監視を、ソーラーから離れた遠隔地で行なうことができる。計測データは指定のアドレスにメールで送信され、スマホ等で簡単に確認する事が可能。モバイルルータとの組み合わせにより、通信インフラがない環境でも設置できる。

ハードとソフトウェア合わせて約30万円で提供する。通信費用・ルーター代は別途必要。