2015年03月12日 14:10

世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」は、全世界の宿泊事業者および旅行者を対象にした世界最大規模の旅行動向調査である「トリップバロメーター」を発表した。トリップバロメーターは、トリップアドバイザーが年に2回発表する、旅行者の消費動向や各国の特徴、旅行の計画の立て方の違いなどを把握することを目的とした調査だ。

旅行者への調査によると、日本人の2015年の年間旅行予算額の平均は67万6,200円。2014年に世界の旅行者が最も多く訪れた国はアメリカ合衆国(19%)に次いで日本とイタリアが同率2位(10%)。2015年には世界の旅行者の11%が日本旅行を予定、などとなっている。

宿泊施設への調査では、日本の宿泊施設の32%は2015年の収益を楽観視。自社の将来にとって最も大切な要素として、88%の日本の宿泊施設が「オンライン上の口コミ」と回答している。