2015年03月10日 14:39

日本の国際医療NGOであるジャパンハートは、インドネシアの市民防災団「TAGANA」と合同で、災害時の緊急救援に関する訓練を実施した。
今回の訓練はインドネシア社会省の協力を受け、「TAGANA」のトレーニング施設で実施。インドネシア、日本、カンボジア、ミャンマー、ラオスの5ヶ国から総勢40名が参加。災害対応に関する基礎知識、災害時の危機管理、トリアージやファーストエイドなどについて受講した。最終日には、実際の災害発生を想定した野外での大規模な緊急救援シミュレーションが実施された。
ジャパンハートは、ASEAN内で発生する災害にいち早く駆けつけ多くの被災者に医療を届けたい、との想いから「国際緊急救援事業」を2014年に立ち上げた。今回の経験をもとに、さらなるASEAN各国との連携基盤作りや、チーム強化に取り組んでいくという。