2014年09月24日 16:14

パナソニック エコソリューションズは、ベッドからの起立と歩行を支援する「自立支援型起立歩行アシストロボット」とサービス付き高齢者住宅などでの各居室の高齢者の動作状況を検知する「みまもりシステム」の2製品を開発した。2016年度中の製品化と発売を目指す。

高齢化の進展により、2025年には高齢化率が30%を越え(出典:国立社会保障・人口問題研究)、認知症(日常生活自立度Ⅱ以上)の高齢者は2025年に470万人となる見込みである(出典:厚生労働省)。それに伴い、介護施設や在宅において自立を促進し高齢者のQOL(Quality of life)を向上させるための機器が求められている。

「自立支援型起立歩行アシストロボット」は、高齢者の起立・着座・静止(衣服着脱時)の状態を検知し、足りない力をモータでアシストすることで移動、移乗、排泄時などの高齢者の自立的動作を支援。また電波センサの技術を活用し、非接触で動作状況や離床を検知する「みまもりシステム」により、高齢者や介護者が夜間でも安心して生活できる環境の提供を支援する。

パナソニック 介護総合サイトはこちら(http://panasonic.biz/healthcare/elderlycare/)。