2015年04月17日 14:40

キリンビバレッジが展開する「紅茶と暮らし研究所」は、長岡技術科学大学と共同で「ときめき脳波測定実験」を実施、紅茶がもたらす脳波への影響を調査した。

その結果、ときめきを強める力が紅茶にあり、香りだけでも緑茶の約8倍の効果があることが分かった。

まず「ときめく」という状態がどのような脳波になるのか、被験者個々の脳波を調査。その後、水・緑茶・紅茶のそれぞれの香りを嗅いだ際、飲んだ際の脳波がどの程度変動しているかを解析した。

すると水を飲んだ時を基準とすると、紅茶の香りを嗅いだ際は約30%、紅茶を飲んだ際は約11%、総合的には約23%ときめき感性変動率が増加。一方緑茶では香りを嗅いだときに約4%の増加しかみられなかった。

紅茶の場合は、飲む行為よりも香りを嗅いでいる時の脳活動が活性化しており、飲むことももちろんだが、香りを嗅ぐことで効果が現れるようだ。