2017年04月24日 08:37

KADOKAWAは、4月21日に第24回「日本ホラー小説大賞」の選考会を実施した。

選考委員の審査により、今回、大賞は該当作なし。これに準ずる優秀賞として、木犀あこさんの「文字列の幽霊」と、霞澄晴吽さんの「迷い家」が選出され、副賞として賞金各30万円が贈られる。読者賞には、野城亮さんの「竹之山の斜陽」が選出されている。「文字列の幽霊」と「竹之山の斜陽」は角川ホラー文庫として、「迷い家」は単行本として、それぞれ秋にKADOKAWAより刊行予定だ。

日本ホラー小説大賞は、同時代を生きるすべての読者のために、そして、恐怖を通して人間の光と闇を描こうとしている才能あふれる書き手のために、1994年に設立。今までに「パラサイト・イヴ」(瀬名秀明)、「黒い家」(貴志祐介)、「ぼっけえ、きょうてえ」(岩井志麻子)など、数々のホラーエンタテインメントを生み出してきた。

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