2017年02月20日 08:49

「あの日」から防災ずきんを手放せなくなった子どもが抱く想いと成長を、女性監督ならではの優しさに溢れた視点で描いた「リトル京太の冒険」の公開が決定した。
本作は、NYで映画製作を学び、国内外の映画祭で多数の受賞歴を持つ大川五月監督の長編デビュー作。短編「京太の放課後」から延べ5年の歳月をかけ、群馬県桐生市・みどり市オールロケで誕生した。女性監督ならではの視点で丁寧に描いた美しい自然と細微な感情表現が、トラウマを持つ子どもの成長を、重すぎず軽快に不思議なぬくもりに溢れた作品に仕上げている。
主演の京太役には、NHK連続ドラマ小説「まれ」二木高志役や「トットてれび」などに出演する注目の土屋楓さん。母・絹子役は清水美沙さんが演じ、二人の軽快で生き生きとした真摯な演技が、本作を笑いながら涙が溢れる不思議な魅力のある作品としている。作品ホームページはこちら。