2016年11月25日 11:34

日本経済新聞社は、Relic、新東通信と事業パートナー契約を締結して、11月24日に購入型クラウドファンディングサービス「未来ショッピング」を開始した。

クラウドファンディングは、資金力やブランド力に乏しい中小企業や、大企業における新規事業、地域行政の取り組みなどを支援する仕組みとして大きな可能性を持つ。一方、日本のクラウドファンディング市場はまだまだ活性化しているとは言えず、支援を求めるプロジェクトの品質にばらつきがあることや、支援者が一般層にまで広がっていないことにより、一過性のアイデア実現に留まっている側面も見受けられる。

「未来ショッピング」では、独自審査を通過した良質なプロジェクトのみを紹介し、日経の電子メディアへ接触するユーザーや、日経ID保有者に支援を募ることで、アイデアの実用化を目指す。ユーザーにとっても、他にはないモノ・コトの体験が得られる、価値ある場になることを目指している。

未来ショッピング