ビーボーンは、11月21日より、全国の自治体に対し、災害時の訪日外国人・在住外国人向けにランゲージサポートサービスを行う「災害対応多言語コールセンター」サービスの提供を開始する。

本サービスは、予めビーボーンと契約する各自治体へ災害対応専用のフリーダイヤル番号を発番。災害時において通話料及び通訳料を無料として、災害エリアの外国人と日本人のコミュニケーションサポートを目指す日本初のサービスだ。

災害が発生すると外国人は言葉の壁で情報を正確・迅速に共有化できずに被害が拡大することがある。例えば熊本地震の直後に、ビーボーン内に災害対応多言語サポート専用ダイヤルを設置、無料開放したが、現場に周知されるまでに3日間を要した。そこで誕生したのがフリーダイヤル受け付けによる「災害対応多言語コールセンター」だ。24時間・365日・全14言語に対応する。

費用は、東京23区及び政令指定都市で月額3万円など。契約期間は1年。