2016年08月05日 14:45

エンルートは、このたび、大分県大分市に研究所を開設することを表明した。「海洋ドローン」と称する、無人艇、無人機のハイブリッドモデルなど、漁業や水難救助に適したモデルの試験を大分県沖で実施することや、害獣対策用の無人車両の試験を、山間部で行う予定。
研究員は、地元の漁業従事者、農業従事者と連携して研究開発を行うため、地元で採用する。あわせて飛行ドローンや、産業用無人機材のオペレーションやプログラムを行う教習施設も開設する。
立地表明式の後に開催した行政への説明会では、防災、農林、土木、警察、消防など多くの関係者が参加し、各種ドローンへの期待の高さをうかがわせた。地方での活用が期待される無人機は運用する地域と連携して開発することが重要であり、大分県での研究開発は他の地方都市への展開にも役立つと考えられている。