2016年06月02日 08:52

宮崎交通とヤマト運輸は、関係地方自治体と連携し、6月1日より、宮崎県の県北に位置する延岡市-高千穂町、諸塚村-日向市を結ぶ2路線で「客貨混載」を開始する。

宮崎交通とヤマト運輸は、2015年10月に西都市-西米良村を結ぶ路線バスで宅急便を輸送する「客貨混載」を開始。過疎化や高齢化が進む中山間地域におけるバス路線網の維持と物流の効率化による地域住民の生活サービス向上に取り組んできた。中山間地域のバス路線網が維持されると共に、ヤマト運輸のセールスドライバーが地域に滞在する時間が増え、集荷締め切り時間が延長したことで、地域の顧客から好評を得ている。

そうした中、過疎化や高齢化が進む宮崎県の県北に位置する延岡市・高千穂町・日之影町・諸塚村・日向市・美郷町でも、延岡市-高千穂町、諸塚村-日向市を結ぶ2路線で新たに「客貨混載」を開始。今回の取り組みにより、バス路線網の維持と高千穂町から県内への当日便を開始するなど、地域住民の生活サービス向上を実現する。