2016年05月25日 07:51

阪神電気鉄道は、昨年8月24日から営業運転を開始している普通用車両5700系(ジェット・シルバー5700)が、「鉄道友の会」が選定する「2016年 ブルーリボン賞」を受賞した。
これは、5700系車両が、普通用車両5000系・5500系の高加減速性能を継承しつつ、最新技術を導入し、旅客サービスの向上による「人へのやさしさ」と環境負荷物質の低減による「地球へのやさしさ」の追求をコンセプトに開発したことが高く評価されたもの。阪神電気鉄道の車両がブルーリボン賞を受賞するのは、今回が初めてとなる。
「ブルーリボン賞」は、1958年に制定された賞で、鉄道友の会が毎年1回、前年に日本国内で営業運転を開始した新造及び改造車両の中から選定する。全会員の投票結果を基に、選考委員会が利便性や快適性・環境対応・新技術の有効活用などを評価し、最優秀と認めた車両に対し贈られる賞だ。