2016年01月13日 09:00

宝島社は、1月8日、書籍「ブラック・ヴィーナス 投資の女神」を発売する。本書は、宝島社が主催する新人賞「このミステリーがすごい!」大賞の第14回大賞受賞作品。著者の城山真一さんは、作品の舞台でもある金沢在住の男性だ。
主人公は、提示する条件を満たせば、返済不要で必要な人間に必要な金額を用意する、都市伝説の女・黒女神。メガバンクの内情に失望して退職し、石川県庁で金融関係の苦情相談を担当する青年・百瀬良太は、兄の金策の過程で彼女の助手に就くことになる。社屋建設費用の借金に苦しむ老舗和菓子屋社長、死亡した人気歌手の娘の死因を隠そうとする父親。・・・・茜の元には様々な事情を抱えた人の依頼が舞い込んでくる。茜が黒女神として活動するようになったわけとは?金を通じて人の心を描き出す、経済サスペンスだ。
本賞は、新時代の新しいミステリー&エンターテインメント作家・作品の発掘・育成を目的に、2002年に創設した新人賞。
定価:本体1500円+税