2015年11月25日 06:58

大和ハウスグループである大和リースと、慶應義塾大学SFC研究所は、ベニアハウスの技術・用途開発及び木造工法の開発・検証に関する共同研究を開始した。

ベニアハウスを、地域の木材や人材を用いて災害用住宅、施設として対応する仕組みづくりや、平常時に使用できる用途開発及びシンプルな構造、簡便な施工法を採用した木造プレハブの開発。さらには地域コミュニティに対する建築の影響を2年間にわたって研究する。大和リースは応急仮設住宅を供給してきており、慶應義塾大学(小林博人研究会)もベニアハウスの建築実績があることでこのたびの共同研究の開始に至った。

国内においては常時供給・販売できる体制を作ることで、非常時にも供給可能な仕組みを作りたいとしている。また海外においては、ライセンスビジネスを基本に技術提供などを行い、現地のために供給できる現地生産の仕組みづくりを目指す。