2015年10月21日 13:47

住宅不動産資産価値保全保証協会は、BIOSCOPE表層模式柱状図を、10月より本格的に全国の住宅会社を対象に無料で公開する。
BIOSCOPE表層模式柱状図とは、日本全国を100mグリッドに分割し、指定した住所が位置するグリッド内に存在するスウェーデンサウンディング試験データを、オリジナルデータにカスタマイズした柱状図を表示する近隣地盤調査データ。記載される代表的な情報は、推定土質状況、換算N値(最小値及び平均値)、自沈層の有無の3点。
これは2月にサービスをスタートしたBIOSCOPEプレ地盤診断レポートを補完するもので、BIOSCOPE表層模式柱状図とセットで活用することで、地盤改良工事費用の概算見積を作成することができ、より具体的に予算を組み込むことができる。
全国公開開始初年度の利用数は年間1万件を見込んでおり、11月18日~20日の3日間、東京ビックサイトにて開催される第37回ジャパンホームショーに於いて無料で提供予定。