フードゲートは8月より、信楽の土を活かして開発した業務用食器ブランド「TOU（トウ）」の一般販売を開始した。

信楽の土を受け継ぎながら、ただの伝統の再生産ではなく、今の暮らしに合った形へと生まれ変わった「TOU」。「気を使わずに毎日使える土の器を届けたい」と願い、信楽の強化陶器の技術をもとに、土の温かみと釉薬の豊かな表情を両立させた。伝統との向き合い方に悩みながらも、職人の力を借りて試行錯誤を重ね、5年以上かけてようやく形になったのが「TOU BASIC」。

「TOU BASIC」は「軽い・薄い・重なる・強い」を実現したオリジナルデザインのシリーズで、信楽の伝統と革新が融合した土の器。信楽の土の特徴を活かしつつ独自開発した強化粘土を使用し、オリジナルデザインでプロダクト化されている。高度な窯業技術と熟練の手仕事により、ひとつひとつ丁寧に、深みのある味わいで温かみのある質感に仕上げた。軽くて扱いやすく、重ねてコンパクトに収納可能。さらに、電子レンジや食洗機にも対応。なめらかな釉薬で汚れが付きにくく、ストレスなく洗えるのも魅力。

手に取れば軽く、口にすればなめらかで、毎日気負わずに使える丈夫さがある。どんな料理や食卓にも、すっと自然になじむ。それは「土の器は重くて扱いにくい」というイメージを変え、毎日のごはんを自然に引き立ててくれる存在となる。この新しい信楽を、ぜひ暮らしの中で確かめて欲しいとしている。