2025年10月21日 09:53

NPO法人フードバンクイコロさっぽろは、11月20日、公開シンポジウム「災害時のフードバンクの備えと支援活動」を札幌エルプラザで開催する

突然起きる「災害」。普段は困窮者に対する「食品庫」の役割を果たしているフードバンクは、災害時には地域の「食品庫」となる。災害への備えと、発生時の支援活動をテーマに、フードバンク岩手の阿部さんを招き、話を聞く。阿部さんは日頃からの「地域とフードバンク」「行政やNPO等とフードバンク」のつながりが災害時に力を発揮すると強調している。そのためには、具体的にどんなつながりが必要なのか。東日本大震災をきっかけに発足した岩手県のフードバンクの視点から話してもらう。

北海道で起きた胆振東部地震の際もトラックに食料を積んでいち早く北海道厚真町へ駆けつけてくれたのもフードバンク岩手だった。この時、被害の中心から外れていた札幌市東区も甚大な被害がありながらも、十分なケアや支援が受けられず多くの住民が東区体育館で非常につらい避難生活を続けていた。地域食堂などの市民団体が体育館を毎日のように訪れて支援を続けていた。その時、東区体育館の中では何が起こっていたのか。もう二度と同じことが繰り返されないために、実際に体育館に通って支援活動を続けていた、ひとり親とこどもふぉーらむ北海道代表の平井照枝さんに現場のリアルを語ってもらう。

日時は11月20日14時~16時。場所は、札幌エルプラザ(札幌市北区北8条西3丁目)4階 大研修室、または、オンライン(ZOOM)。

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