オペレーション・ブレッシング・ジャパン（OBJ）は、仙台市青葉区・勾当台公園にて、災害時を想定した「災害対応型炊き出しイベント」を開催する。

災害時に電気・水道・ガスが使えない環境下を想定し、地域住民や学生、行政関係者とともに防災力を高める実践型の取り組み。当日は、完成したばかりのOBJフードトラックが初出動。炊き出しの提供とともに、平時から地域の「つながり支援」を担う新たな拠点としてデビューする。

OBJではこれまで、仙台市を中心に毎月の炊き出し活動を実施してきた。このたび完成したフードトラックは、平時は地域の居場所づくりや高齢者支援に、災害時には移動式の炊き出し・物資支援拠点として活用される。

毎月1回主に火曜日に開催を継続。本炊き出しは、東日本大震災の教訓を踏まえ、災害時に支援が届きにくい人々へ迅速にアプローチする仕組みづくりを目的に、2023年1月よりスタートした。今回は、生活困窮者支援の延長として「防災訓練型の炊き出し」として実施。地域の防災力向上と、社会的孤立を防ぐ「つながり支援」の両立を目指す。

イベント日時は、10月21日。準備開始は午前中。会場準備は13時頃から。炊き出し提供は15時〜17時頃。場所は仙台市青葉区勾当台公園野外音楽堂前。参加予定人数は80〜100名（含ボランティア20〜30名、地域消防局・行政関係者・一般市民・報道関係者など）。