2025年10月06日 16:14

日本レスキュー協会は、災害救助犬の育成資金を募るクラウドファンディングを、寄付プラットフォーム「Syncable」にて9月1日より開始した。本プロジェクトの象徴となるのは、11月に6歳を迎える災害救助犬「楽(たの)」。

災害救助犬「楽」は2019年11月12日生まれ。名前の由来は「楽しく訓練ができますように」「被災地に楽しい日々が戻りますように」という思いから。特徴は「見つけるまで諦めない粘り強い捜索力」。これまで各種イベント・防災訓練に参加しており、2024年能登半島豪雨災害に出動した時は、行方不明者1名の発見に貢献した。これからも「ハンドラーと2人5脚で頑張ります!」とのこと。

2024年9月に発生した能登半島豪雨災害から1年。楽は災害救助犬として初めて現場に出動し、人命捜索活動に従事した。訓練を通じて得た経験は、犬とハンドラーにとって大きな糧となり、今後の活動を支える力となっている。一方で、災害救助犬の育成・活動には、日々の訓練や医療、食事、装備など多大な費用が必要となる。今回のクラウドファンディングは、こうした継続的な活動を支えるために実施する。

「災害救助犬 楽のバースデードネーション~頑張る救助犬たちを応援したい~」実施期間は9月1日~11月12日、目標金額は30万円。

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