2025年10月02日 09:05

Pracartsは、医師および看護師を中心とした病院全体の業務負荷軽減と安全・安心な医療環境に向けた取り組みとして、AIを活用したオフラインで完結する診療記録支援システム「MediNote」の導入が、東海エリアの急性期病院を中心に順調に拡大している。
Pracartsは、これまで東海エリアの急性期病院を中心に病院内の経営合理化を図るため複数のDX施策を主導してきた。急性期病院の人件費率を10%以上削減し、病床稼働率を約10%向上させるDX施策の主導を通じて患者・医師・看護師・病院経営者をはじめとする病院関係者の満足度向上にも寄与してきた。
AIを活用したオフラインで完結する診療記録支援システム「MediNote」の導入によって、医療現場の問診および記録業務の大幅な効率化を達成している。「MediNote」はオフラインで完結するシステムであるため、セキュリティリスクが限定されており安心して医療機関に使用してもらうことができるプロダクトとなっている。
本システムでは、オフラインで機能するAIを搭載しており、診察室における医師と患者の会話を高精度でテキストに変換することが可能。テキスト化したデータを要約し、診療録や部門共有の形式に合わせて即時反映できるため、二重転記を抑え、記録業務の効率化と品質の平準化を進めることができる。
今回の実証実験では、記録業務における入力時間を約83%削減でき、診療室における回転率の改善により時間当たり診療数が増加していることも確認している。