2025年09月30日 15:46

ジェイ・エス・ビーは、全国農業協同組合連合会(JA全農)及びJTBと連携。「令和7年度農業繁忙期解消型労働力確保・供給モデル事業」の一つである農作業体験ツアー(農Workツアー)に参加した。
同社が東京都武蔵野市で運営する食事付き学生マンション「学生会館ラティエラアカデミコ三鷹」は、その一部を武蔵野大学のアントレプレナーシップ学部の教育寮として利用されている。今回、JA全農より福島県の企画である「農Workツアー」が紹介され、さらに寮以外での新しい経験や発見の提供をテーマに、大学生向けの企画として計画を開始。「こども食堂」参加者や商店街への声掛けも行い、15名が参加した。
実施日時は8月21日~8月24日の3泊4日。南相馬市での藍染体験や、鹿島町農協共同集荷場にて旬の幸水を初めとする梨の選果作業、小高園芸団地にてきゅうりの収穫・選果作業を実施。また、福島県双葉町にある県立施設で、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故という複合災害の事実と、それによる地域住民の経験や復興への歩みを伝えるための施設を訪れた。
ツアーを通して「農家さんが一から心を込めて育ててくださった食材に感謝し、食べ物は残さずキレイに食べて、SDGsに貢献しようと思った」「実際の農業の現状と、福島での震災のことを知ることは、これからの日本を生きるどの人にとって大事な事。実際に農家になるのも良いですし、仕組みづくりの面でも役に立てそうなので、この体験は大きかった。」などの感想が寄せられた。