2025年09月30日 12:35

パブリックリソース財団は9月30日、設立100周年を記念して、三菱食品からの寄付により「三菱食品 これからの100年基金」が創設されたことを明らかにした。「食は、ただの栄養ではなく、人と人をつなぎ、社会を育てる力である」という想いのもと、いのちをつなぐ食のサプライチェーン構築、子ども支援等の取り組みを行うNPOや非営利団体に対して資金支援を行う。
本基金には、「どんな時代でも、多様な食を持続的に届けたい」「食を通じて、地域やコミュニティが元気になるきっかけをつくりたい」「食の力で、人々のこころとからだの健康を支えたい」「そして、未来を担う子どもたちが、生き生きと育つ社会を実現したい」との願いが込められている。
食は、ただの栄養ではなく、人と人をつなぎ、社会を育てる力となる。本基金は、その力を信じ、次の100年に向けて、さまざまな取り組みを支援していく。
2011年に菱食、明治屋商事、サンエス、フードサービスネットワークの経営統合によって誕生した三菱食品は、3月13日に三菱食品の母体である菱食の前身「北洋商会」の設立から数えて100周年を迎えた。この記念すべき節目の年に、社員一丸となって未来を切り拓くための取り組みとして「これからの100年プロジェクト」を発足。「感謝」をメインテーマに、「One Team」「子育て支援」「地域創生」「復興支援」の4つのサブテーマを掲げ、社内外でさまざまな施策を展開している。