2025年09月30日 09:57

大和財託は、展開する実需向け住宅ブランド「RENOSHIA(リノシア)」の、首都圏での累計竣工数が100戸に到達した。

同社は、不動産・建築領域を活用した「資産価値共創業」として、資産形成のプランニングから不動産投資、建築・再生、賃貸管理、リノベーション、ホテル・福祉施設の企画運営まで、幅広い事業を展開している。全国主要都市圏に広がる不動産ネットワークと、物件取得から設計・施工、アフターサービスまでを一貫して担える体制を強みに、資産価値の創出と再生に取り組んでいる。

2023年には、都市部の実需ニーズに応える新たな取り組みとして、中古マンションを買い取り、リノベーションすることで資産価値を再生する実需事業を開始した。日々蓄積される不動産情報の中から、「資産運用には適さないが、住まいとしては最適」と言える物件に着目。これまで見送っていた物件も、同社の体制であれば高品質かつコストを抑えた住宅として提供できると判断し、まずは創業地である関西エリアから試験的に展開した。その後、東京本社も拠点に加え、首都圏での事業拡大に本格的に着手した。

首都圏は、住宅ニーズが多様かつ高水準である一方、供給側にはスピードと柔軟性が求められる市場だ。そうした環境下で、同社の設計思想と事業体制が受け入れられ、累計100戸という節目を迎えることができた。この達成は、同社の住まいづくりが地域社会に根付き、確かな信頼と実績を築いてきたことを物語っている。

大和財託