2025年09月29日 16:00

ケイアイスター不動産のケイアイチャレンジドアスリートチームは、9月24日に東京都中央区にある中央区立城東小学校にてデフスポーツ体験会を実施した。本イベントは、2025年度城東小学校4年生の教育プログラムの一環として、同校と連携して実現したもの。
今年の11月に東京 2025 デフリンピック(夏季大会)が行われるが、デフリンピックが東京で行われるのは初。また、児童たちにとってデフリンピックはまだまだ聞きなれない言葉であり、聴覚障がいの人と出会う機会も少ない。そこで、このデフリンピックをきっかけに、デフスポーツや聴覚障がいへの理解と障がい者に対する関心を広げることで、自分たちが今できることに焦点を置き、学びを深めた。
今回の体験会は、同社所属のケイアイチャレンジドアスリートチームの中から、川畑菜奈選手、岩渕亜依選手、東海林香那選手と山本 典城監督が参加。城東小学校からは25名の児童たちが参加した。講演では選手たちの自己紹介から始まり、デフリンピックの歴史やクイズなど今まで知らなかったことに触れた児童たちは、そのクイズの回答に一喜一憂して盛り上がった。
言葉を発せずに行うジェスチャーゲームでは、身振り手振りだけでは相手に自分の思いを伝えるのに苦労し、なかなか次の児童にジェスチャーが伝わらず恥ずかしがる児童も。ケイアイチャレンジドアスリートチームの選手たちと競技や講演を通して交流することで、参加者のデフリンピックに対する関心の向上、障がいへの理解促進を目指した。