2025年09月29日 12:04

エンジニア組織向けプラットフォームを提供するハイヤールーは、エンジニアのスキルを見極めるサービス「HireRoo Skill Interview」に、新機能「実践形式」の問題を出題する機能を公開した。

生成AIの急速な普及により、エンジニアリング業務でAIの活用が当たり前になりつつある。そのような環境変化の中、企業が「本当に現場で活躍できる人材」を見極めることがより困難になっている。

「実践形式」は、候補者がGitHubリポジトリをクローンし、指定された課題要件をもとにコードの実装・修正を行いプルリクエストとして提出する、コーディングテストの出題形式。従来の「HireRoo Skill Interview」サービス上のエディタ画面内で解答するのではなく、実務に即した開発プロセスを通じて、エンジニアの実力をリアルに評価する。

評価軸は、コーディング力(命名規則、可読性、再利用性)、チーム開発力(コミット粒度、メッセージの一貫性、プルリクエストの説明)、要件対応力(要件を満たしているか)の3軸。これらの定量評価に加え、生成AIによる定性的な評価コメントを含むレポートが、自動で出力される。

さらに、回答にかかった経過時間やコミット数、コード差分の確認など、開発プロセス全体を可視化できる情報も含まれており、採用選考時に技術力を判断する材料として活用可能。