2025年09月22日 09:45

AddWill(アドウィル)は、9月21日に開催された「PEACE DAY 2025大阪・関西万博」オープニングセレモニーにおいて、山形県庄内発のコンテンツ「社会問題に挑むかぶき者 創作歌舞伎×プロジェクションマッピング」の映像制作を担当した。

AddWillは、企画・演出からシステム開発、PR・集客までを一貫して手掛けるエンターテインメント創造企業。同社は2年前、山形県鶴岡市の荘内神社「桜まつり」において、創作歌舞伎とプロジェクションマッピングを組み合わせた作品を初制作。観客からの高い評価を受け、その後継続的に技術向上と演出を磨き上げてきた。各地域が誇る自然景観や歴史ある伝統文化といった日本の次世代に受け継ぎたい資産に対し、最新技術による付加価値を創出し、新たな形で世界に発信することを事業理念としてプロジェクションマッピング事業を展開している。

「創作歌舞伎×プロジェクションマッピング」は、「世の中の災いや悪災を歌舞伎の荒事という技法で器に封じ、飲み干してしまう」という演目。山形県庄内地方の文化資源を映像的表現に取り入れた。「羽黒山五重塔」「出羽三山の大鳥居」など地元の文化的象徴を多数組み込み、地域性とその普遍性を両立させた表現を追求している。EXPOホール「シャインハット」の広大な空間特性を最大限に活用し、会場全体に投影されるよう映像を制作した。複数の投影面に対して映像が連動し演者の動きとプロジェクションマッピングがシンクロする没入型体験を実現した。

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