2025年09月19日 15:40

イノベーションパートナーズは、新潟県上越市高田エリアの仲町で廃業していた「旧鈴木旅館」をリノベーション。2026年1月にホテル・オフィス・観光情報発信を兼ね備えた新たな複合施設「鈴木旅館」としてリニューアルオープンする。
新潟県上越市・高田は、徳川家康の六男・松平忠輝の居城として築かれた高田城の城下町として発展し、400年以上の歴史を刻んできた。このエリアで、明治期の創業以来120年以上にわたり、旅人や行商人を迎えた旅館業を営み、10年以上前に惜しまれながら廃業した施設が「旧鈴木旅館」。
本事業で拠点となるのは、同エリアの国指定重要文化財「浄興寺」の参道「大門通り」。滞在型観光交流エリアを整備・活性化する「浄興寺大門通りスクエア」構想を掲げ、景観改善や周辺の商店街・施設の再生に取り組む大島グループと協業する。また、事業構想として高田エリアの「ウォーカブルシティ」化を掲げ、宿泊・飲食・オフィス・観光をエリア全体で体験することが可能な、新しい情報発信拠点として「旧鈴木旅館」の再生(リノベーション)を行う。
なお高田エリア周辺住民に向け、解体中の「旧鈴木旅館」を舞台に、「TAKADA HISTORY MARCHE」を開催。本事業の構想と「旧鈴木旅館」のリノベーション計画のお披露目を兼ね、構想・準備段階から街に対しオープンにすることで、完成までのプロセスを街全体でシェアしながら事業を進めることを目指す。日時は9月23日11時~16時。