2025年09月19日 09:56

日本野菜ソムリエ協会は、9月17日、野菜ソムリエが選ぶ、もっともおいしい「ぶどう」NO.1を決定する「第2回 全国ぶどう選手権」を開催した。
「野菜ソムリエ」とは、野菜・果物の知識を身につけ、その魅力や価値を社会に広めることができるスペシャリスト。「全国青果物選手権」は、野菜・果物のプロである「野菜ソムリエ」が最もおいしい野菜・果物を選ぶ品評会だ。価値あるおいしい青果物を評価し、広く世の中に発信することで、生産者を応援し、日本の農業の活性化に寄与することを目的としている。受賞することで、認知度が上がり販路拡大や売上UP売上につながる。評価員である野菜ソムリエからのフィードバックが届き、今後の開発などに生かすことができる。
本選手権では全国各地の産地から届いた62品のぶどうを評価員である野菜ソムリエが産地や品種、生産者などの情報をすべて伏せて食味。そのおいしさを審査し、もっともおいしい「ぶどう」を決定した。審査の結果、最高金賞には長野県須坂市・横山果樹園が出品した「ピオーネ」が輝いた。評価員のコメントはこちら。「とてもジューシーでうまみ、渋み、香りのバランスが良い。口の中に甘みと香りが残ってぶどうを食べた満足感を得ることができる」「どっしりと濃厚な甘み。たっぷりの果汁と芳醇な香り。一粒で心豊かになるような味でした」「味わいの濃さが秀でている。皮の渋みも味わいの奥行きを助長し多彩なインパクトを与えている」。
次回の「全国青果物選手権」は10月29日「第4回全国りんご選手権」を開催予定。