2025年09月19日 09:03

ポラスグループ中央住宅は、戸建分譲住宅「ことのは越ヶ谷~蔵のある街づくりプロジェクト~」(全4邸)を開発した。

本プロジェクトは2016年に開発・販売した、再生した蔵をランドマークとした分譲地に隣接しており、その景観を踏襲し、さらに洗練させたデザインとなっている。本地域は、江戸時代に日光街道の宿場町として発展した越谷において、歴史的・伝統的な街並みを有しているが、昨今ではその景観も失われつつある。古き良き街並みを未来につなげることを目指し、隣接する蔵や旧日光街道の街並みに溶け込む、懐かしくも新しい風景を作り上げている。

「ことのは越ヶ谷~蔵のある街づくりプロジェクト~」では、4邸の分譲地の東側は旧日光街道に、北側は道幅6mの前面道路に面している。隣接する油長内蔵が、和の佇まいの印象をより一層強調している。また、街の中央に設けられた共有地は古材(敷石)を再利用し、風情ある情景を織りなしている。そこから旧街道へ抜けられる小道をつくることで、利便性を高めながら、街区内を歩く楽しさを深めている。

街の入り口から奥までの通路を共有地として入居者が自由に行き来できる空間に設定。古材(敷石)を活用した石畳を進むと一段上ったテラスが見えてくる。屋根が直射日光を遮りながら、明るさを呼び込む空間は入居者の集いの場や憩いの空間として、この街の中心となっている。和の世界を演出しているこの街の景観は、入居者がお互いに協力し合って保全に努めることで、一層その魅力や価値が高まる。