2025年08月06日 09:41

メルコインとコインチェックは、国内暗号資産市場の拡大に向けた協業に関する業務提携契約を締結した。

メルコインは、「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」というメルカリグループのミッションのもと、2023年3月に暗号資産取引サービスを開始。誰でもかんたん・安心に利用できる体験を追求し、提供開始から約1年9カ月で利用者数は300万人を突破、これまで暗号資産に触れてこなかった人々への利用を拡大してきた。

コインチェックは「新しい価値交換を、もっと身近に」をミッションに掲げ、国内最大級の暗号資産取引サービス「Coincheck」を運営している。6月末時点で顧客預かり資産は1兆円、アプリダウンロード数においても6年連続で「国内No.1」を記録するなど、確かな実績を築いてきた。

本提携を通じて、両社は国内暗号資産市場の拡大に向けた具体的な協業を開始する。最初の取り組みとして、2026年上半期を目処に、「メルカリ」の暗号資産取引サービスを通じて、メルコインの媒介により、「Coincheck」の新規口座開設と「Coincheck」との暗号資産の取引が可能となる連携に向けて検討を開始。これまで「メルカリ」の暗号資産取引サービスでは、ビットコイン、イーサリアム、エックスアールピーの3銘柄の暗号資産を提供してきたが、本提携が実現した際には、「Coincheck」が提供する多様な暗号資産を、「メルカリ」の暗号資産取引サービスからかんたんに取引することが可能となり、多様な価値の循環を体験できる新たなサービスとなる。