2025年07月22日 19:00

日本建設業連合会(日建連)は、新長期ビジョン「スマートなけんせつのチカラで未来を切り拓く-建設業の長期ビジョン2.0-」を策定した。

日建連は、このビジョンにより新4K(給与・休暇・希望・かっこいい)の実現を目指し、建設業を「選ばれる産業」へと変革することで、日本・世界の明るい未来に貢献する。本ビジョンは、「はじめに」、「第Ⅰ部」、「第Ⅱ部」、「第Ⅲ部」で構成している。

第Ⅰ部では、旧長期ビジョンと同様に2050年までの超長期のスパンに立って時代を概観した上で、建設業に期待される役割やあるべき姿を示すことにより、建設業がさらに進化していく道筋を提示する。また、次世代を担う若い人から募集した建設業の未来の姿をとりまとめた「未来予想図」もあわせて提示する。2050年を目標時点とするのは、その時代の建設業の中核を担うこととなる今の若い人たちに夢と希望を抱いてもらうとともに、建設業のことをよく知らない人々に少しでも建設業の将来への理解を深めてもらうことをねらいとしている。第Ⅱ部では、建設業が第Ⅰ部で示した進化の道筋を歩んでいくには今後の10年が大きなカギを握ることから、2035年までの建設市場や担い手の推計をした上で、建設業が、当面の危機を克服して、2050年に向かってイキイキと突き抜けていけるように具体的な方策を提示する。第Ⅲ部では、建設業が、多くのステークホルダーの信頼の基盤として引き続き取り組むべき事項を提示する。

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